2008年10月26日

光市母子殺害事件〜裁判員制度について。

フジテレビで「ドキュメンタリー大賞 光と影〜光市母子殺害事件 弁護団の300日」という番組を見た。


この番組がどんな番組だったのか…上手く説明が出来ないっぽいので公式HPと。

一応この番組を見た方達の意見(掲示板)を。

公式HP

掲示板


で、この番組を見ての私なりの感想だけど…


物事というものは、一面だけを見て判断しちゃいけない。

多面的に見て判断しなくてはその真の姿も真実も事実も、見えて来ないんじゃないか。

話し合いに話し合いを重ねて、物事の本質が浮き彫りになってくる。

それと同じ事で。


この事件についても…弁護団よりの番組を作るっていう事は、今までの世の中の動きを見てると、勇気がいった事だと思うし。

この番組を作った東海テレビも、もしかしたらバッシングされるかもしれない。

だけども、先に書いたようにこういう番組も多角的に見ていく為には、検証していくには、必要な訳で。

私自身も、この番組を見てて見えてきたものもあったし。

被告人が12歳という精神年齢ゆえ、ああいった発言を(許す許さないは別として)
繰り返していたんだなと思い。


ちゃんと事件について詳細を理解してなかったから、今回(精神年齢が12歳という事を)初めて知ったのかもしれないけど・・・(要するに勉強不足)


確かに「生きて償いたい」と言いたくても言えないでしょう。


あれだけの事をした訳ですし(弁護団が何が真実か訴えようとも、客観的な事実(本村さんの奥さんとお子さんが殺されたという事実)は変わりませんからね)


言ったら言ったで「また自分が罪を償いたくないが為に言った(もしくは刑を軽くしようとして言った)言い逃れだろう」とか、言われるでしょうし。


ただそれが(その想いが)被告人が本当に生きて、罪を償いたいという気持ちから生まれたものなのか。


それともただ単に自分が生きたいという、気持ちから生まれたものなのか。


どちらが真実なのか…それは分かりません。

がしかし。

やっぱり客観的に見て…精神年齢が12歳と言えども、

過去に不幸な出来事(父親から虐待を受けた上、母親が自殺)があろうと、

何の関係もない人を巻き込み、殺人をしていいのかと言ったら、そうじゃないと思うし。

更生についても、判決がどう出るにしろ、自分がした事をかえりみて、考えるチャンスはいくらでもあったと思うし。

精神年齢が12歳と言えども、本村さんの事を馬鹿にし過ぎた所が多々あり、

心情を逆撫でした発言もあった訳だし。

自分がした事を受け止め、反省したようなコメントもあったけども…

結局、元の木阿弥、本当に分かっているのか?と問い掛けたくなる様な発言がその後、あったりして…


12歳でも事の重大さを理解しているなら、重大な過ちを犯してしまったと思ったのなら、そんな事は一切言わないと思うんだけども…

本村さんにも謝ったのか、謝ってないのか…よく分からないし。

勿論、謝った所で許される訳じゃないとは思うけども。


やっぱりまずは、自分がした事をきっちり考え、まず責任を取るべき。

その罪から逃れようと真っ先に考えるんじゃなくて、真っ正面から向き合う。

それがあるべき姿だと思うんだけども。


弁護団も罪を軽くするのが仕事だから、別に私はその仕事に対して、あーだこーだ言うつもりはないですけどね・・・・


ただ更生させる事だけじゃなく、それ相応の罪を償わせる事も、自分自身と向き合うように問い掛けるのも、

また弁護士の仕事なんじゃないの・・・?と、そう思いますし。

とは言え勿論、罪の重さを考慮し、求刑するのは検察の仕事でもあるんですが。


やっぱり加害者よりに考えるのはおかしいし…まず被害者の事を考えなきゃいけない。

そうじゃなきゃいけない。

じゃないと殺ったもん勝ちになってしまう。


とは言え、加害者の人権も尊重しなければならないと(更生の可能性もある訳ですし)そう思うのですが…


要はバランスが大事な訳で…


あと今回番組を見てて、確かにこの事件について、世の中が物凄く感情的になってた時期があって。

弁護団に脅迫状を送りつけた人は、自分を正当化していると思ったし、

何一つ正しいとも思えなかったのだけど(まず脅迫状を送りつけた段階で、既に犯罪者ですからね)


法廷は世論の感情に左右されてはならない。


時にある程度、犯罪抑止の意味を込め、世の中の感情を反映させる事も大切だとは思うけども。


そこは冷静に理性で考えるべきだし(って当たり前な事なんですけどね)


今はまだ裁判員制度が始まってないから、簡単に弁護士や検察をバッシング出来るけど、

もし始まったら・・・


多分、そんなに簡単に誰々があの裁判の裁判員だったとか、情報は漏れないだろうけど…


何故、今日本で裁判官制度を取り入れるのか。

そこら辺の詳しい事情はよく分からないんだけども…


ただ裁判員制度が始まったら、簡単にあーだこーだ裁判について言えなくなるだろうなと。

そして裁判についても、死刑という重い刑についても、対岸の火事の様に思えず…

とことん議論し、考えていかなければならなくなるだろうなと。

そう思う。


いつ加害者、被害者、そして、裁判員になるのか分からないのですから。
posted by one at 09:02| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
86heGabI
Posted by hikaku at 2009年06月24日 14:13
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